【目安は月2回給油】コストコのガソリン代は年会費払っても得

 
・コストコのガソリン代は安いらしい
・でも年会費がかかると結局損なんじゃ?
・そもそも安さにウラがありそう、ガソリンの質が悪いんじゃ?

・コストコ会員気になるけど踏ん切りがつかない
 

と思っていた私がコストコ会員になった大きな理由はガソリンのお得さにあります。

結論

・月に23回満タン給油すれば得

・それ以下でもふるさと納税(全国対応)で年会費支払いなら得

それでは詳しくご説明します。

ガソリン地域最安値との差

ガソリンが安いことで知られるコストコ。

私の地域では一般的に安いことで知られるキグナスと比較してもレギュラー、ハイオク、軽油ともにだいたい4~6円の差があります。

コストコアプリからガソリン価格をリアルタイムで表示できるので調べてみてください。

月に約80リッター入れれば年会費分払っても得

コストコの年会費は4,840円。

私の例でいくと、年会費4,840円÷差額5円=968リットル入れれば、コストコの年会費を払ってガソリン給油するだけでも価値があると言えます。

月で計算すると968リッター÷12か月=80.67リッター

まとめると

1回の給油量30リットル40リットル50リットル60リットル
1年の給油回数32.27回24.2回19.36回16.13回
1か月の給油回数2.68回2.03回1.61回1.34回

コストコでは本会員1人に対して、無料でもう1枚会員証と同じ効力のある家族カードを発行できます。私は夫婦で1月に2回以上の給油を行いますので入会を決めました。

つまり給油を全てコストコで行えば実質会員費無料と捉えることができませんか?それも給油のためにコストコ行くのは大変かもしれませんが、2週に1回それぞれの車でコストコで買い物に行き、ついでに給油すれば良いのです。冷凍庫は常に埋まり気味ですが(笑)、毎日の買い物の回数が減ることで手間と食費の支出も抑えられる側面もあります。

そして最近知ったのですがふるさと納税で会員費を支払うことができます。しかも郵送対応で全国どこからでも可能です。ということは単純に実質会員費無料でコストコが利用でき、地域最安値で給油ができるという超支出節約が可能ということです。

ふるさと納税先やその手順はこちらの記事で解説しています。

コストコガスステーションの注意点

安さが魅力のコストコのガソリンスタンドですが、普通のガソリンスタンドの当たり前じゃないところがあります。

①:会員登録必須

ご存知だからこの記事をご覧いただいているかと存じますが、コストコのガソリンスタンドはコストコの会員証が必須です。

セルフサービスの給油ですが機械操作の始めに、会員証の読み取りが必要です。

②:支払方法に現金は不可

支払い方法は

・マスターカードブランドのクレジットカード

・チャージ機能付きコストコプリペイドカード

のいずれかのみで現金が使えません。

プリペイドカードは店舗内で購入可能ですが、手間などからメリットはあまりありません。

しかしクレジットカードも少し厄介で、VISAやJCBブランドのクレジットカードは使用できず、使えるのはMasterのみです。

とはいえクレジットカードならポイントも貯まりますので、これを機に発行しても良いでしょう。

コストコのカードなら年会費無料(2年目から1,375円ですが、1回使えば無料)で、コストコ内の利用額1.5%のリワード(ポイント)が貯まります。このポイントはコストコ内でのみ1リワード=1円分として利用できます。

私はクレジットカードを増やしたくない(家計用カードとして1枚にまとめたい)、ポイントの使い勝手が良いという理由から、年会費無料の楽天カードのマスターカードブランドを使用しています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

コストコガスステーションのよくある疑問、噂話

上手い話にはワケがある、と思うのは皆さん同じでいろいろなうわさもあります。安さの理由と品質についての解説です。

①:コストコのガソリンはなぜ安い?

コストコのガソリンが安い理由は

①:コストコの利益の大半は商品の販売では無く会員費

②:給油サービスのみで一方通行

コストコは一般的な小売業態のように安く仕入れて高く売るという差益の商売ではなく、安く仕入れて安く売り集客し会員の年会費で利益を確保するという業態です。

また一般的なガソリンスタンドでは当たり前の、タイヤの空気圧や交換など車のメンテナンスサービスは無く給油しかできません。そして入口から一方通行の導線しかありません。これにより人件費を極限まで下げることができています。

ガソリン自体の利益は不要で人件費を転嫁しないことで、地域最安値のガソリン価格を実現しています。

②:品質は大丈夫?

安さのあまり質の低いガソリンを使用したいるからでは?という憶測を聞いた事があります。

Q: コストコガソリンの品質はどのように保証されているのですか?
A: コストコで販売しているガソリンはJIS規格品です。一部のコストコガスステーションで販売しているカークランドシグネチャーガソリンは、JIS規格品に独自の清浄剤をブレンドした製品です。ガソリンの品質については「揮発油等の品質の確保に関する法律」(品確法)に基づき、国の認定検査機関にて10日ごとの分析を実施していますので、安心してご利用ください。

https://www.costco.co.jp/gasoline#03より引用

そもそもレギュラーガソリンはコストコに限らず輸送料や在庫管理の観点から、日本国内では元売り各社が共通の規格品として販売しています。つまり中身は同じなんです。それどころか各社性能が異なると謳っていたハイオクガソリンまでもが同じ理由から共通だった事が2020年6月毎日新聞に掲載されました。

このことからも仮にコストコが独自の粗悪品を使うにしても、輸送や手間などで逆にコストがかかることは容易に想像でき、噂はしょせん噂であることがわかります。

まとめ

以上私も愛用しているコストコガスステーションについての解説でした。改めて結論は、

コストコのガソリンは

・月約2回の給油で会員費を払っても得(ふるさと納税を使えばなお良し)

・支払いにはマスターブランドのクレジットカードが必要

・コストコのガソリンに品質は問題なし

というわけで最寄りにコストコがある方はぜひ会員になることをおすすめします。